2010年1月28日木曜日

文書を印刷できなくする

アプリケーション内の文書をNotesクライアントから印刷させたくない場合、印刷機能を無効にすることができます。

WEBブラウザでアクセスさせる場合、Dominoでは制御できません。ブラウザの種類によって制御方法を変えたり、そもそも制御できないブラウザもある(?)ようで、いろいろ面倒なようです。

ここは専用クライアントを使うことのメリットがある好例でしょう。

Notesの印刷機能を無効にしたからといっても、画面をキャプチャしたりデジタルカメラで撮影することまでは制御できませんから、そういった意味では印刷を完全に防ぐことは不可能です。

でも画面をキャプチャしたものはコピーであり原本ではありません。
重要なのは、原本(と同じもの)を他の媒体へコピーできないことです。

ここではNotesの文書を原本と考え、それを印刷やコピーができないよう制御する方法をご紹介します。


A. アプリケーション内のすべての文書を印刷不可にする

アクセス制御リスト(ACL)で各エントリに対して "文書を複製またはコピー" のチェックを外します。

この権限をもたない(チェックを外した)ユーザーが文書を作成することによる問題が報告されていますので、ご注意ください。


B. 特定のフォームで作成した文書を印刷不可にする

フォームのプロパティ - [セキュリティ]タブ - "印刷/転送/クリップボードへのコピーを不可" のチェックを付けます。


C. 特定の文書を印刷不可にしたい場合

Bのフォームで作成した文書には $KeepPrivate というアイテムができ、値に "1" が設定されますが、実はBのプロパティを有効にしなくても同様の機能を実現できます。

FIELD $KeepPrivate := "1"

といった式を設定したエージェントで文書に $KeepPrivate アイテムと、その値として "1" を設定するのです。

フォーム上に "印刷不可にする" といった表示のチェックボックスを出しておいて、作成者が当該文書の印刷可否を決められるような仕様も実現できます。



なお、一度 $KeepPrivate を設定した文書は、フォームのプロパティで "印刷/転送/クリップボードへのコピーを付加" のチェックを外した後、文書を保存しなおしても $KeepPrivate アイテムと値はそのまま残ります。

ときどき“このアプリケーションは印刷制御しているからリッチテキストフィールドに貼られた添付ファイルの内容も印刷できない”と勘違いされている方がいらっしゃいますが、添付ファイルを開いた後の印刷機能はファイルに関連付けられたアプリケーション側の制御になります。

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