2018年9月16日日曜日

V10 の新機能に触れる#1 [New Relic]

9.0.1 というバージョンが長く続きましたが、ようやく次期バージョン V10 がリリースされることになり、The World Premiere of Domino V10 と題したイベントが世界各地で開催されるようです。日本では「IBM Notes/Domino Day 2018 Autumn Tokyo」がそれです。
いよいよということで、Twitter など Notes/Domino 界隈にはLotusカラーであるイエローが溢れてまいりました。

そんな中、私も V10 ベータ2を試用する機会を得まして、いくつか新機能を試しています。

ところで、Domino サーバーで新機能を有効にする場合、「サーバー文書を変更しろ」とか「notes.ini の変更が必要」とか「テンプレートからDBを作って設定しろ」といったように、多少面倒な作業が必要だったり、おまけに再起動しなければならない、といったイメージがありますよね。

ベータ2 の Document を読んでいても、はやりそういった多少面倒な設定が必要な新機能が多いのですが、実際に試してみると意外にも見た目のインパクトが大きくて、かつ設定は拍子抜けするくらい簡単だったものがありましたので、それをご紹介します。


さて、みなさんは New Relic をご存知でしょうか?

私は知りませんでした。Wikipedia を見てみると
New Relic のサービスは、ウェブアプリケーションやモバイルアプリケーションのリアルタイム監視であり、クラウド、オンプレミス、あるいはそのハイブリッド環境で稼働させることができる。
とあります。状況監視のサービスを Saas で提供しているのですね。

Domino で稼働状況の監視と言えば、統計モニターデータベース(statrep.nsf)が真っ先に頭に浮かびます。これはサーバーの様々な状態を定期的にデータベースに記録するものですが、記録されたデータは数値等であり、データを時系列に並べたビューで眺めることができます。

V10 で新機能を有効にすると、稼働状況を New Relic へ定期的に(1分間隔で)送信します。

私の試用環境で有効にしたところ、New Relic のWebサイトでは下図のようなグラフが表示されました。



さて、新機能を有効にするには、 New Relicアカウント登録が必要です。
※アカウント登録の時点では、課金に必要なカード情報等の入力はありません

アカウントを登録してログインできると、登録時に入力した会社名が画面右上に表示されます。会社名をクリックして Account settings をクリックします。

すると、画面右側に License key として長い文字列が表示されますので、それをコピーします。

New Relic に表示させたい Domino サーバーの notes.ini へ次のように追加します。
NEWRELIC_LICENSE_KEY=<license key>
この <license key> には、コピーした License key の長い文字列を貼りつけます。

notes.ini へ追加する方法としては上の他に、Domino コンソールから次のコマンドを投入することでも可能です。
set config NEWRELIC_LICENSE_KEY=<license key>


設定はここまで。
その後、最初の稼働状況が送信されるまで数分待ちます。


New Relic の Web サイトへログインしたら、画面上部にある PLUGINS をクリックします。

続けて DominoStats をクリックすると、Domino サーバー名が表示されますので、それをクリックします。

すると最初に示しました、いくつかのグラフが表示されている Overview が表示されます。


アカウント登録が多少面倒と言えばそうなんですが、Domino 側はコンソールからコマンド1つ投入するだけで完了します。


なお、グラフのデータを表示できる期間ですが、私は無料版だからでしょうか、最長24時間までといった制限があるようでした。


実はこの機能、New Relic に向けて HTTP POST 要求を送っています。社内からインターネットへ抜ける際に認証が必要な環境では、例えば認証をスルーさせるといった設定の見直しが必要かもしれません。


以上、Domino V10 ベータ 2 で New Relic を設定するにあたっての Web サイトでの画面遷移を中心にご紹介しました。

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