2020年1月8日水曜日

Notes データベースを開くショートカットを iPad のホーム画面へ追加する

HCL Nomad が登場して、iPhone や iPad から Web/XPages 対応せずとも Notes データベースへアクセスできるようになり、とても便利になりました。

頻繁に使うデータベースのアイコンはいつも同じ位置にあってほしいものですが、現状の HCL Nomad には、Notesクライアントのようなワークスペースは無く、そのかわりに「最近使用したアプリケーション」の画面に(iPadでは)12個のアイコンが並びますが、アイコンの位置は固定ではありません。

「ワークスペースが無い」とは言え、実は HCL Nomad のローカルにも bookmark.nsf が存在し、一度開いたデータベースのアイコンはほぼほぼそちらに追加されているようなのですが、残念ながら現状ではワークスペースをサポートしていません

仮にワークスペースがあったとしても、まずは HCL Nomad を起動するところから始めなければならないのですが、例えば Windows で Notes クライアントを使っている方なら、Notes:// で始まる Notes URL を使ってショートカット等が作れることをご存知の方もおられると思います。

これを iOS 上の HCL Nomad でも応用できないものでしょうか。

まずは Safari を起動して、そのアドレス欄へ notes:///0000000000000E01 (13個のゼロ・イー・ゼロ・ワン)をタイプしてリターンキーをタップしてみましょう。
すると HCL Nomad が起動してローカルのアドレス帳が開くはずです。

Safari では、 http や https で始まる URL の場合、URL へアクセスしている状態で共有ボタンをタップして「ホーム画面に追加」をタップすれば、ホーム画面にアイコンを追加できます。

しかしながら notes:// で始まる URL ではその方法が使えません。

では、iOS 12 より実装されてた「ショートカット」アプリを使ってみます。

ショートカットアプリを起動して「ショートカットを作成」をタップします。
画面左側のアクションから「Web」をタップします。

画面左側の Safari のカテゴリにある「URLを開く」をタップします。すると、画面右側に「URL を開く」が追加されます。「URL を開く」の “URL”の文字をタップして Notes URL を入力します。

ここでは先ほどの notes:///0000000000000E01 をタイプします。
画面右上の「次へ」をタップします。

ショートカット名を「Nomadでアドレス帳を開く」として「完了」をタップすると、マイショートカットに追加したショートカットが表示されます。

次にショートカットをホーム画面に追加してみます。
マイショートカットに追加したショートカットを長押しして「詳細」をタップします。
「ホーム画面に追加」をタップして「追加」をタップします。するとホーム画面上にショートカットが作成できます。

ちなみに「ホーム画面に追加」をタップして表示される画面で、名前の左にあるアイコンをタップすると、アイコンのイメージを変えることができます。

アイコンのイメージをNotesデータベースのアイコンと同じにすると見た目にもわかりやすいですね。

ホーム画面上のショートカットを自分にとってわかりやすい場所へ移動しておけば、探す手間がなくなり、すばやくアクセスできるようになりそうです。


ところで、ショートカットで開きたい対象の Notes URL を取得するにはどうすればよいのでしょうか。(ここで言う Notes URL とは、URLの最初が notes:// で始まるアドレスを指します)

Notes URL を取得したいとき、私が最も手っ取り早いと考えるのは、Notes クライアントから対象のデータベースに保存されている文書のプロパティを表示し、ヘッダー情報(<+>) のタブにある「識別子」の文字列をコピーする方法です。

ちなみにコピーした文字列を iPad へ渡す手段として、私は iPad からもアクセスできる Domino にテンポラリのデータベースを用意しており、コピーした文字列を Notesクライアントからそのデータベースを経由して iPad へ渡しています。多少面倒ですが...

Notes URL の構造はこのあたりが参考になると思います。文書のプロパティからコピーした場合、URLの最後は文書の UNID で終わっているはずです。ショートカットで開く対象が文書ではなくデータベースそのものだったり特定のビューだったりする場合、取得した Notes URL から文書の UNID 等の余計な文字列を削除したりしておきます。
もし文書を編集モードで開きたい場合、Notes URL にある文書の UNID の右側に "?EditDocument" を追加します。

出来上がった Notes URL が正しく動作するかどうかを簡単に確認したい場合、前出のとおり Safari を使えます。Notes URL をアドレス欄へタイプ(またはペースト)してみましょう。HCL Nomad がインストールされていれば「このページを "HCL Nomad" で開きますか?」と聞かれ、「開く」をタップすれば HCL Nomad 上で開きます。

今回ご紹介した Notes URL のように、アプリに直接アクセスすることができるURLは「URLスキーム」とか「ディープリンク」などと呼ばれていました。検索する際の参考まで。

2 件のコメント:

  1. Hi,
    You can also get the notes local URL by long pressing an app icon in the recent apps inside HCL Nomad. From the popup window, select "Share..." and there you can find the URL. By the way, I'm using HCL Nomad 1.0.6.
    Nice trick, thanks.

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  2. Thanks for commenting. I also use HCL Nomad 1.0.6. As you said, I can get the database link from the share button. Using this method, I can get NotesURL quickly without using Notes client. Thanks for sharing a good way.

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