2015/03/10

IBM Connections Cloud のユーザーになりました

前回の投稿からおよそ3年半ぶり、ずいぶんとご無沙汰しています。


ここのところ、私のNotesの環境はずいぶん変化しました。

一昨年から検討していた IBM Connections Cloud (導入当初のIBM SmartCloud for Social Businessという名称が導入後に変わった)を昨年に本格的に導入し、オンプレミスにあったユーザーのNotesメール・データベースは現在、クラウドで稼働しています。

昨年からですが、テクてくLotus技術者夜会に参加させていただくようになり、IBM Championやベンダーやユーザーの方々とも会話させていただく機会が増えたことを実感しています。



さて、これまで私の勤務先には、いわゆる「ソーシャル・ウェア」というものが存在しませんでした。
そこへ、メールをクラウドへ移行したら「おまけ」的に付いてきた(と言うのは冗談ですが)「IBM Connections Social Cloud」が突然、やってきました。

これを社内へどのようにアピールすると興味を持ってくれるのか、使ってもらえるのか、最初の一歩をどう手助けできるのかが悩みどころです。



私自身は個人のスマートフォンなどでFacebookやTwitterを使って情報収集・発信をしていて、情報が人づてに伝わり、瞬く間に拡散していく様子を目の当たりにしたとき、ソーシャル・ウェアの凄さを感じます。


けれど興味のある人やコンテンツを「フォロー」して「いいね」すると伝わる、と社内で言ってみても、それが業務と紐付き、改善できるイメージを描けなければ、ユーザーは使おうとは思わないかな.....と。



そんな訳で、最近はNotesで「情報共有したい」とか「アンケートしたい」といった相談があるたび

「Notesじゃなきゃいけませんか?」

と切りだし、ソーシャル・ウェアを使ったイメージを見てもらい、触ってもらうよう促したりしています。

また、既にあるNotesデータベースにもソーシャル・ウェアのほうが向いているようなモノがありそうなので、

「ソーシャル・ウェアで共有すると、こんな風になりますよ!」

などと言って、作っておいたサンプルの説明を始める、といった活動をこれから始めようとしています。


ただ、イメージを見せたところで、「あー!パスワード・ルールがややこしいやつ!!」などとログイン画面のことしか言われないなど、まだまだ社内広報が足りていないことを実感する日々。


ですが、単なる共有ツールで終わらせるのではなく、将来は従業員が自発的に情報発信するようになり、そこからコミュニケーションが生まれ、コラボレーションして継続的に何かを生み出す基盤に発展させたい!

と野望を抱いていますが、Notes屋の私がなんだか違う方向へ向かっていますね....



このブログはこれまで Notes の、とりわけ開発の話題が中心でした。

今後も Notes/Domino の話題が中心になると思いますが、ときどきソーシャル・ウェア( IBM Connections Cloud )にも触れたいと思っています。

1 件のコメント:

  1. 今後どう拡がって行くのか楽しみな連載が始まりましたね!ソーシャル・ウェアの可能性を考えるとワクワクします。

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