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Open Mic Webcast: Think Pink - The Future of IBM Connections - 07 March 2017 [presentation attached]
これを読む前は
"Pink" って Connections の次期バージョンのコードネームなの?
と思っていたのですが、どうやら特定のバージョンを指した名称ではないようで、この先の展望というかロードマップ的なものを指して "Pink" と呼んでいる、という印象を持ちました。
結局のところよくわかりません。
とまあ、"Pink" についてはこれ以上深読みせずに、今後 Connections がどう変わっていくのかを見てみました。
まず非常に興味深かったのは、これまでの WebSphere + DBMS 等で構成していた Connections ですが、"Pink" では node.js や MongoDB といったオープン技術を採用し、なおかつ既存のコードをあらたに書き起こしたコードで完全に置き換えるらしいこと。
めっちゃ大胆ですね。
我々が利用している Connections Cloud もそのうち Pink に染まっていくのでしょうけど、データの移行作業も発生するだろうからシステムが長時間止まらないか、パフォーマンスは悪くならないか、オープン技術ってセキュリティホールの情報もオープンじゃないの?大丈夫??などと心配になってしまいます。
システム構成は大きく変わりそうですが、エンドユーザーの見た目や使い勝手も大きく変わりそうです。
今回の資料で個人的に気になったのは、
- IBM Verse の「Important to Me」が Connections にも現れ、人の他にコミュニティーが追加できる
- ファイル「同期」が拡張され、同期の対象にフォルダーが加わる
- コミュニティー・デザインの拡張
- そのデザインを新たなコミュニティーにコピーできる
の3点です。改善を要望していたものや、こうなればいいなと感じていた部分が実装されそうなのです。
Conncetions の「Important to Me」って「フォロー」とどう違うのでしょうか...やはりよくわかりません。
ところで、クラウド・サービスを使っていて思うことは、リリースされた新機能を使い始めるタイミングが皆同じため、エンドユーザーからの質問に管理者もサポートメンバーも回答できずに時間がかかったり、エンドユーザー向けのマニュアルをあらかじめ作ることができないことが辛いのです。
その点「ガイドツアー」には期待していて、くまなく新機能についてもガイドしてくれると助かるなあと。
それから "Pink" については今回の資料や Connect2017 に参加された IBM Champion やベンダー企業から発信される情報だけしか私はまだ見ることができていませんが、来週(2017年3月17日)開催のテクてく Lotus 技術者夜会では "Pink" のお話(特に開発者向けの内容)も聞けるようです。
動くデモが早く見たいですね。
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