2020/03/30

Nomad (iPad) は新元号に対応していました

iPad 版を皮切りに iPhone 版, Android 版もリリースされています「スマートデバイス対応Notes クライアント」とも言うべき HCL Nomad (以下 Nomad )について、新たに分かったことがありますので共有したいと思います。

Notes と Domino にも元号を表示する機能があるということで、昨年の改元に先立ち、新元号「令和」を表示するための対応を実施されたかたもいらっしゃると思います。 

改元のタイミング(2019年5月1日)で Nomad (当時は IBM Domino Mobile Apps 1.0.1 でした)が対応していたかどうかは、私は確認したという記憶が定かではありません。が、おそらく対応していなかったように思います。
※追記:サポートによるとiOS版 HCL Nomad は「1.0.5 から対応」とのこと

新たに分かったことというのは、Nomad でも「新元号が表示される」という事実です。

新元号に対応していない状態では、改元した日付を「平成 31年05月01日」と表示します。
対応している場合「令和 1年05月01日」と表示します。

今回 Nomad でも新元号を表示できることを確認しました。
下図は iPad の Nomad でのスクリーンショットです。

このビューの最初の列の値として「日付/時刻」タイプのフィールド「date1」を指定しています。その列では「年」の表示形式として "ggge" を指定しています。

上の図で「令和 1年05月01日」と表示されている文書を、Notesクライアントから文書のプロパティで見てみると、フィールド「data1」の値が 2019/05/01 であることがわかります。



ところで、私の iPad は、言語設定が「日本語」ですが、これを「英語」に変えると元号はどのように表示されるのでしょうか。

下図をご覧ください。最初のタブが「ホーム」ではなく「Home」と表示されているだけでなく、元号表示も変わりました。

元号は 「Reiwa」「Heisei」と表示されています!

年月日が漢字のままなのはご愛敬ですね。まあ Notes Standard でも「インターフェースの言語」を"英語"にすると同じ結果になるので...


もうひとつどうでもいい情報です。
元号表示は3桁表示まで対応しているようです。
西暦3017年は令和1000年に該当しますが、ggge での表示は「令和 *年」とアスタリスクに変換されてしまいました。

上の図は iPad の Nomad でのスクリーンショットですが、Notes クライアントでも同じ表示になりました。

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