2021/12/20

新しい文書のプロパティが最高だった

 HCL Notes/Domino のバージョン 12.0.1 が 12月14日にリリースされました。

私はそれを Twitter で知り、さっそく Flexnet からダウンロードを開始しました。

ダウンロードを始めた時点では、AppDev Pack と Traveler はダウンロードのリストに無く、12.0.0 で使用しているバージョンと同じものが動くのかな~などと軽く考えて Domino を上書きインストールしてみたのですが、まさにその2つのタスクが起動しませんでした。数時間たった頃にその2つの最新版もダウンロードできる状態になり、それらもダウンロードしてアップグレードしてみたところ何事もなかったかのように動きました。

さて、Notes 12.0.1 で実装された新たな機能のひとつに Advanced Properties(HCLジャパンのブログでは『「高度なプロパティ」ボックス』と翻訳されていました)があります。



これは単にプロパティボックスのサイズを変化できるようにしただけのものではありません。

私は Advanced Properties を使ってみて、古い「文書のプロパティ」画面にはもう戻れないと感じています。振り返ると、これまで文書の詳細な情報を得るためにCSV出力など私がどれだけ多くのエージェントやスクリプトライブラリやアクションボタンを作ったり手間と時間をかけてきたことか....それらの多くは Advanced Properties の画面で提供される機能で十分満たされていました。少なくとも開発者や管理者のロールを持つユーザーは、このプロパティボックスを使うためだけに 12.0.1 へアップグレードする価値があると言っても過言ではないように思います。


何はともあれ、Advanced Properties の使い方や使ってみた感想などをスライドにまとめました。スライドは 2022年初回の「テクてくLotus技術者夜会」で紹介しようと思っています。その後このエントリで共有したいと思います。しました。

スライドを下に共有します。

2021/5/4 追記
スライドで指摘していた問題は 12.0.1 FP1 で解消あるいは回避できることを確認しましたので、内容を一部更新しました。

また、個人的に SlideShare が使いづらくなったと感じるため、本スライドはこの更新を機に SpeakerDeck へ移行しました。これまで SlideShare で公開していた本スライドの更新前のものを非公開としました。


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