今日は会社帰りに「のの会」に参加しました。
緊急事態が宣言されたことでのの会開催の延期があったりしたので、今回のスライドはひょっとすると半年ほど熟成したかもしれません。
スライドのタイトルは「フォルダプログラミング」ですが、いったんプログラミングをおやすみして、今回はフォルダを作成できる権限について気付いたことがありましたので、お伝えすることにしました。
フォルダの作成権限ではありませんがフォルダにまつわる経験談を、会が終わって駅へ向かう道中にのの会参加者が教えてくれました。
メールサーバーの移行作業でのことです。サーバー名の異なるDominoサーバーへメールデータベースを(OSコピーでなく)複製で移行したところ、移行後にユーザーから「メールDBからフォルダが消えた」との問い合わせが多くあって、結局作業をやりなおすことになり、今度はOSコピーで対応した、とのこと。
個人フォルダは、作成者本人以外のアカウントでは参照できない設計要素なのです。サーバーアカウントからも参照できない設計要素のため複製の対象とならず、移行先サーバー上に作成されたレプリカに個人フォルダが反映されなかったため、ユーザーからは「削除された」「消えた」となったようです。
個人フォルダはある意味「サーバー運用者泣かせの設計要素」ですが、「アプリケーションを閉じた後に必ず削除する」ような使い方が徹底できると、例えば検索結果を一時的に表示するような使い方などで活用できそうですね。
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